ユーザー アカウントを大量に作成する必要があるケースもあるでしょう。
そのようなケースで活躍するのが一括インポートを行うツールです。
一括インポート
ツールには次の3つがあります。
● csvde
● ldifde
● ADSI
csvde は
CSV形式(カンマ区切り)のファイルにアカウントのプロパティデータ
を入力しておいて、csvde
で一括インポートします。
ldifde は行区切り形式のファイルを利用します。
csvde、ldifde
共に既定はエクスポートとなり、インポートとして実行する
にはスイッチに -i
を指定します。
また、パスワードは空の状態になり、[ユーザーは次回ログオン時にパスワード
変更が必要]
がオンになります。
さらに、ldifde ではアカウントは無効化されて登録されます。
csvde
ではアカウントは有効になっています。(csv
ファイル内で指定可能)
もしファイルの記述方法が分からなければ、一度エクスポートを実行し、
内容を確認すると良いでしょう。
ADSI
を利用するとパスワードの設定も行えます。
ただし、ADSI
はスクリプトを組む必要があり、少々敷居が高くなります。
この敷居を低くするため、スクリプトの作成を支援するツールも公開されていま
す。
"ADSI Scriptomatic"